コンテストを目指す!
F3C日本選手権
この大会は、全国各地で行われる地区予選を勝ち抜いた約40名の選手が、栃木県で行われる本選で腕を競い日本一を決める、いわばラジコンヘリコプターの国内最高峰の大会なのです。 競技内容は実機の飛行機、ヘリコプターなどを総括している世界規模の協会「FAI」が定めたF3Cという競技ルールで行われる本格的なものです。
内容は、ホバリング(空中静止)中心の静演技と上空飛行を中心とした動演技を行い、いかに規定どおりの動きをするかを審査員が判定、つまり、スポーツで言うところの体操競技によくにています。
風が吹くと一個所にとどまりにくいラジコンヘリコプターをいかに静止させるか、また自分の思った動きをさせるかが静演技の醍醐味ですし、実機ではできないような、宙返りや急降下などを含んだ上空演技をあたかもレールがひいてあるがごとく正確に飛行させる、大空のキャンバスに絵をかいたような美しさがそこにはあります。
地方大会
F3C日本選手権に出ようと思うと、それなりに練習や腕が必要になりますが、この大会までのステップとして、各地で行われる地方大会などもたくさん開催されています。
主に、各メーカーが主催の大会や、模型店、模型問屋などが主催し、フライヤーのレベルに合わせて出場クラス分けがしてある大会がほとんどですので、初心者から、ベテランまで、誰でも参加でき、幅広く楽しめるようになっています。
また、この大会出場自体にもいろいろな楽しみかたがあります。 上位入賞を狙うのもいいですし、日常ではなかなか味わえない独特の緊張感を味わうのも楽しみです。
また、メーカーや模型問屋主催の大会は、意外と豪華な景品が順位に関わらず出る事がありますので、大会での成績は気にせず参加するだけで、得するかもしれませんね。
こういった大会、競技会を目指して練習することはラジコンヘリコプターを正確かつ安全に飛行させるために最もよい練習方法といえるでしょう。
地方大会の中にはF3C日本選手権と無関係な、肩のはらない気さくな大会も多く開かれています。
たとえば、ヘリコプターによる「空缶たおし」など、とっても面白いですよ。 ただ地面に立てておいてある空缶をラジコンヘリコプターのスキッド(足)などで制限時間以内に何個倒せるかを競う競技なんですが、これがなかなか難しく、競技者も結構熱が入ります。
また、ラジコンヘリコプターによる重量挙げ(何キロ、何グラム浮かせられるか)、ドラッグレース(2機同時スタートで100mどっちが速いか)など、主催者によって、独自にルールを決めて行うことが多く、ラジコンヘリコプターの初心者でも楽しめる内容になっていることが多いようです。
パイロン大会
最近、盛んに行われるようになった大会が、パイロン大会です。 この大会は、100m間隔に立てられたポールを周回しタイムを競うレースで、多くの場合2機でレースして勝敗を競う、トーナメント方式で行われています。
この大会では、30クラスのエンジン無改造という規則がありますので、ごく一般的なラジコンヘリコプターでも参加できます。 それでも出場する方は、少しでも早い機体にするため、各パーツを細部にわたって軽量化をほどこしたり、空気の抵抗を少しでも少なくするために、ボディーの形状を変えてレースに挑むなど、熱の入った方も多くいます。
もちろん機体が速ければ有利ですが、それ以上にパワー、スピードをロスしないで、ポールをターンする腕が大切なのは言うまでもありません。
また、何といってもこの大会が盛り上がる理由は、ほかの大会にはほとんどない賞金(現金)が入賞者に出るためです。
これを狙って、選手たちの繰り広げる激しいデットヒートは、見ているだけでも十分楽しめます。

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